先日、新築になった根津美術館に行ってきました。
館内の印象は・・・
ゆったりとした空間と、スッキリとした線で構成された
ホールから展示室に入ると
青磁蓮唐草水瓶が気になりました。
この縦長のポストカードに描かれている水瓶は、
左側からお酒を入れ、中央で持ち、
先の細い所から器に注いだのではなか。
と、近くにいた来館者と話しました。
双羊尊で青銅器です。
それを図案化して入場券にしています。
良いですね。
磁気の色は
イタリアの自転車ビアンキのチェレステ色に通じるものがあります。
洋の、東・西問わず、求めるものは同じなのか、と感じました。
派手ではなく、飽きのこない
一目で青磁と分かります。
この建物は鉄骨造ですが、H型ではなく矩形です。
鉄の塊に圧倒されます。
目立たぬように色も黒で空間をしめています。
この丸棒の鉄は、
木造建築でいう貫の役割をしているのではないか?
と考えました。
玄関側の屋根もオモシロイですね。
桂離宮もかくやと感じました。
この美術館をつくったのは
東武グループの根津嘉一郎さんです。
根津さんは山梨県のご出身。
そうか・・・!
甲州の人ですね。
水戸黄門の甲州屋さんですね。
浅見
新宿の工務店 “大栄工業”のホームページ